トリノ五輪、終わっちゃいましたね。私は、体に悪いし社会生活に影響がありそうだったので、NETや新聞で追いかけることにし、TVはなるべく見ないようにしていました。それでも開会式とそれに続く女子モーグル、あとフィギュアのエキシビジョンだけ見ました。
私は、あまりスポーツはやりません。気管支が弱いのと、根性とか努力とかが好きではないので。性格的に団体競技向きではないし、勝ち負けを楽しめない、厄介な性分もあります。でも、プロの仕事は好きなので、上手な人のプレイを見るのは楽しいです。
今回の一連の報道などを見ていて、思ったことをひとつ書きます。企業や家族でなくても、私のような一般人でも、このような世界レベルで戦える実力を持つアスリートに、金銭的な援助が出来る手立ては、ないのでしょうか。
オリンピックは、アマチュア競技者の祭典です。つまり、それで金を稼いではいけない、ということは才能よりも環境が、本人の体力よりも親の財力がどれだけ続くかで、成績や選手生命がかなり左右される世界なんだと、今回改めて思いました。
全国的に組織がしっかりしている競技なら、国からの援助だとか新人発掘だとか指導者だとかの環境が、ある程度整っているのでしょう。企業ぐるみで応援していて、会社でチームを持っている競技もあります。
でも、同じ競技でも組織の援助から外れていたり、そのような組織がない競技をしている選手は、全て個人持ち。そんな厳しい環境でありながらも、オリンピックに出られるだけでもすばらしい事だし、その上見事な成績を残せた選手も居ましたね。
そういう競技者たちを応援したい、応援する手段が欲しい、今回私はそう思ったんです。「応援」、わかります? 「がんばれがんばれー」って言うことじゃないですよ、子供じゃないんだから。大人が応援するって言ったら、お金のことです。
企業が投資するときは、それに対する見返りを考えます。企業イメージアップなどの広告効果ですね。それが、私たちのような一般人にも出来ないかな、と思うんです。
たとえばファンドのようなもので、特定の選手なり競技なりに投資するパターン。でもそれだと、利息というか回収率が良くないと魅力がないでしょう。それならいっそのこと、見返りなし、というものはどうでしょうね? 平たく言うと「カンパ」になっちゃうのかしら。
物凄い大金は出せないけど、数万円とかなら、出せないこともない。夢を買う宝くじのような感覚でしょうか。間違いなく確実に、あの競技をやっているあの人にその応援が届くなら、私は出したい。そう思わせる選手が、沢山居ました。
どのような競技があって、どんな選手が居て、世界的に見てどの程度のレベルで、このような応援を希望しているかどうかがわかる手段、そしてそれが間違いなく本人に届くシステムが、出来ないでしょうかねぇ…。
なんてことを考えながら、オリンピックを追いかけていました。何をやっていても芽が出るかそうでないかは、才能だけでなく運と縁とタイミング次第だと思うけど、スポーツや芸術の場合は、かなりの比重でそこにお金もかかわってきます。
せっかく恵まれたギフトなのだから、何とかして実らせたい…取りたてて才能を持たず生まれてきた私は、少しでもその手伝いが具体的に出来るなら、やってみたいと思うのです。
